電脳六義園通信所管理人 石原雅彦の日日抄

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三好春樹主催・生活とリハビリ研究所サイトの管理日誌です。

2008年04月27日(日曜日)の日記
■清水目玉焼2008…9 犬も歩けば中央銀座

 


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友人からメールが届き入江地区に生まれ育った者にとって清水の銀座通りは稚児橋方向が上手(かみて)で駅前銀座方向が下手(しもて)にあたるという。
 
わが母の一家は戦前西伊豆から船に家財道具を載せて清水に引き上げてきて、最初は高橋町に住んでいたというが、母にとって魚町稲荷前の清水銀座入り口が晴れがましい街の入り口であり、駅前銀座方向は闇市と呼んで子どもにはちょっと怖い場所だったという。
 
東京で暮らした小学生時代も春夏冬の長期休暇になると清水に預けられて入江の家で寝起きしたけれど、確かに稚児橋を渡った場所が銀座通りの上手(かみて)であり、玩具の富岡屋が入り口近くにあるのをひどく嬉しく感じたものだった。
 
人は自分が寝起きしている場所を上手(かみて)と感じるものかもしれなくて、旭町飲食店街で寝起きして過ごした中学高校時代の銀座入口は大踏切(波止場踏切)を渡った中央銀座であって、清水銀座は『すみや』がある踏切寄りが上手(かみて)で清水銀座稚児橋側は下手(しもて)と感じ、駅前銀座は『あかほり』『はまや』がある踏切寄りを上手(かみて)と感じ清水駅前は下手(しもて)のように感じていた。『すみや』も『あかほり』も『はまや』もレコード屋であり、人はその時代に最も興味をひくものがある場所を人生の上手(かみて)と感じて大きくなるのかも知れない。

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そんなわけで全銀座の玄関のように感じていた中央銀座を、清水市内線路面電車が走る清水橋上から写した1970年頃の写真。
 
あまり現在の姿と変わって見えなくて、路上駐車されている車の型式が古いこと、撤去された清水銀座のアーチ型看板がまだあることくらいしか、パッと見て時代の変化を感じさせるものが見つからない。
 
ずいぶん大きな黒犬がひとり歩きしており、確かにこの時代はまだ犬が勝手に飼い主抜きの散歩をする姿を見かける時代だったなぁということくらいが、ちょっとだけ懐かしい。

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国土地理院1969(昭和44)年撮影の空中写真に頭上から降下してみると、『タケダ』のジュースや『高田』のソフト目当てか東海道線脇に車の列ができている。
「なんだ、今とあんまり変わらないじゃないか」
と言葉に出して呟いたら、黒犬がニヤッと笑って
「そうだろう?」
と返事をしそうな気がする。

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