電脳六義園通信所管理人 石原雅彦の日日抄

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三好春樹主催・生活とリハビリ研究所サイトの管理日誌です。

2008年08月01日(金曜日)の日記
■チェリーのある街角

 


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今年春から東京の大学に通い始めた、郷里静岡の友人の娘さんが用事で訪ねてきた。
 
レポートの提出を無事に終え、大学も夏の長期休暇に入ったせいか、心持ち表情に晴れやかさが感じられたので帰り際に、
「清水みなと祭りには帰らないの」
などと聞いてみた。
 
「あ、私みなと祭りってあまり行ったことがないんです」
と答えが返ってきて愚問だったかなと後悔する。彼女のお母さんは旧清水市の中学で僕と同級だったのだけれど、結婚されて今は旧静岡市域に住んでいるのだった。
「そうか、君は静岡市で生まれ育ったんだね」
と慌てて答え、
「じゃあ清水にはあまり行かないのかな」
などとさらに愚問を重ねてしまう。
 
「おばあちゃんが生きていた頃は時々行きましたが、いなくなってしまってからは足が遠のきましたね」

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郷里静岡県清水では今年も清水みなと祭りが始まったらしい。
母親が清水でひとり暮らししていた頃は、みなと祭りが始まるなどと聞くと居ても立ってもいられず、アロハシャツに半ズボンでサンダル履きなどという格好で新幹線に飛び乗ったりしたものだけれど、母親のいない清水になったらみなと祭りが始まると聞いても、望郷の衝動が薄らいでしまっているのを感じる。
 
故郷というのは場所ではなく人の中にあるのかも知れないと気づいた市町村合併騒ぎの頃、故郷としての人とはやっぱり母親だったのかも知れないと気づきはじめている今日この頃、
「母親が生きていた頃は時々行きましたが、いなくなってしまってからは足が遠のきましたね」
などという日も遠くない気がして、それでも心の中に故郷があるならそれは何になっているんだろうか、などとぼんやり考えたりする。

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写真は先週の土曜日に歩いた静岡県静岡市葵区東草深町の二つのチェリー。カメラ屋の『CHERRY』は1946(昭和21)年創業だというのでびっくり。北街道を歩いて旧静岡市まで古本を売ったり買ったりしに通っていたというカメラ好きの父が、ひょっとしたら本を背負ってのぞき込んだかもしれない古い商店街のかざり窓。

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